牌がセットされるだけのシンプルな構造の全自動麻雀卓でも40万円〜60万円で販売されていました。
2005年以降より、ご家庭でも比較的お求めになりやすい価格帯の全自動麻雀卓が発売されました。
「アモスアルティマ」の本体を流用し、点数表示機能なしの廉価モデルが登場しました。
当時の価格は、点数表示なしモデルの「アモスキューブ」が30万円台、配牌・ドラ表示機能付「アモスキューブHD」が40万円台と一段リーズナブルになりました。
中古の価格帯は、概ね25万円前後でした。
数年後、家庭用全自動麻雀卓として「アモスマーテル」が発売され、当時は衝撃の25万円ほどでした。
また、「アモスアルティマ」の点数表示システムを流用した画期的な「アモスプレジャー」も同時にラインナップされ、40万円台で発売されました。
中古の価格帯は、20万円以下になりました。
最終的に「アモスマーテル」は、20万円前後になり、中古の麻雀卓の需要は減って行きましたが、点数表示機能付モデルは人気で20万円〜30万円で取引されていました。
「アモスマーテル」。「アモスプレジャー」の生産終了後は、「アモスレックス」の登場により、「アモスレックス」の本体を流用した「アモスシャルム」や「アモスヴィエラ」が登場しましたが、
「アモスシャルム」が25万円前後、「アモスヴィエラ」が40万円台でした。
2016年の家庭用全自動麻雀卓「スリム」発売により、ついに全自動麻雀卓の価格は10万円台に突入しました。
今までの常識を覆すほど軽量で、静音性・省電力性に優れ、今日では当たり前になりつつある衝撃の折りたたみタイプが登場し、本格的に家庭用として謳える全自動麻雀卓が登場しました。
そして、2020年に「スリムプラススコア」発売後は、中古の全自動麻雀卓は整備費用の高コスト化により
業務用のハイエンド機の取り扱いがメインになりつつありますが、稀に、程度の良い個体が入荷する程度になりました。


